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静かなカフェで大声を出しながら勉強していた人に注意する
2008年11月06日 木曜日
スターバックスでコーヒーを飲みながら仕事のプランを検討していたら、向かいの席で若い女性が、英語のマンツーマンレッスンを、男性のネイティブスピーカーから受けていた。
テキストを朗読する女性の声の大きさが、静かなカフェにはふさわしくないように思われたので、「もう少し小さな声でもできますか?」とおだやかに注意する。
女性は「すいませんでした」と素直にあやまると、すぐ声量を落とし、熱心な朗読を再開していた。
佐々木も小さな頃から公共の場で、見知らぬ大人からさまざまな注意をしてもらってきた。
さすがにその機会は減ったとはいえ、大人になった今でも、佐々木のマナー違反を注意してくれる人がいる。
そのことに佐々木は、とても感謝している。
だから不作法が目に余る人には、できるだけ声を掛けるようにしている。
とはいえ、見知らぬ人にいちいち注意していたら身が持たない。
今回ほぼ躊躇なく声を掛ける気になったのは、佐々木自身が特に集中して考えごとをしたかったから、というだけではない。
相手の女性に、強い向上心を感じたからでもあると思う。
向上心に乏しい人間に態度や行動の変更を求めても、愉快な反応は期待できない。
わざわざネイティブスピーカーからマンツーマンで英語のレッスンを受ける、というだけでもたいへんな向上心だが、その女性には、よくカフェで見かける一般的な英会話学習者以上の熱意を感じた。
大きな声もその熱意の現れと感じられたのだ。
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