« 新年のご挨拶 | トップページ | 未来の希望の真髄は人が学ぶこと »
今年の古典読破計画
2009年01月02日 金曜日
昨年末に思い付いた「古典月1冊読破計画」、今年は次のスケジュールで行くことにした。
1月 ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』
2月 吉田松陰『講孟箚記』
3月 ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』
4月 本居宣長『玉勝間』
5月 ジークムント・フロイト『精神分析入門』
6月 近松門左衛門『曽根崎心中』
7月 クロード・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』
8月 佐久間象山『省けん録』
9月 エマニュエル・レヴィナス『困難な自由』
10月 井原西鶴『日本永代蔵』
11月 フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』
12月 世阿弥『風姿花伝』
候補をリストアップしていると、読みたい古典があれもこれもと浮かんできて、「やっぱり月1冊じゃなくて月2冊にしようか?」と思わなくもなかった。
まぁしかし無理は禁物。古典以外にも読みたい本はいくらでもある。着実に、月1冊ずつ読んでいきたい。
《歩き続きけたいから 走るのはがまん》-矢野顕子「The Girl of Integrity」
佐々木より上の世代の方には「まだそんな本も読んでなかったの?」と驚かれるかもしれないし、逆に同世代以下の方には「そんなにムツカしそーな本を読むの?」と驚かれるかもしれない。
古典といえば、大晦日は樋口一葉の「大つごもり」を音読してみた。
ジャーナリストの日垣隆さんがメルマガで《一度ぜひ「声に出して」読んでみてください。大晦日の夜に相応しい短編です》と推薦されていたので。
昨年の大晦日も日垣さんの薦めで「大つごもり」を読み始めたのだが、あまりにも果てしない一文の長さに頭がクラクラしてきて、あえなくダウン。
しかしその後1か月以上かけて、辞書を引き引き読破してみると、やはりあの時代、あの文体でしか描き得ない人情の機微に胸を打たれるとともに、「あんなに難しそうに見えた文章が自分にも読めた」という自信にもなった。
今年は二回目ということもあり、つっかえつっかえしつつも、思ったよりはスムーズに音読できた。
音読してるみと、また黙読では決して味わえない興趣が。
《〔‥‥〕拝みまする神さま仏さま、私は悪人になりまする、成りたうは無けれど成らねば成りませぬ、罰をお当てなさらば私一人、遣ふても伯父や伯母は知らぬ事なればお免しなさりませ〔‥‥〕》
のあたりが、特にジーンと来た。
« 新年のご挨拶 | トップページ | 未来の希望の真髄は人が学ぶこと »
2011 SASAKI Ichiro. No Right Reserved.

