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自分は信頼を発散しているか?
2009年01月23日 金曜日
トム・ピーターズの『ブランド人になれ!』(仁平和夫訳)は名言の宝庫だ。
たとえば
《あなたがいま立っているところ、そこがあなたのステージだ。さあ、力の限りを尽くして、ひとさし舞ってみろ。あなたのステージを、みんなが見てる。誰も見ていなくても、天が見ている。》
なんて、いつ読んでも泣きそうになる(紙に書いて壁のコルクボードにとめてある)。
その『ブランド人になれ!』に「ブランドは信頼のマーク」という章があって、次のようなことが書かれている。
《輝けるブランドになるためには、絶対に、信頼される人間にならなければならない。》
《あの人に頼めば絶対に大丈夫--そう言われる人が、ブランド人である。》
《厳しく自分を問い詰めてみよう。自分は信頼を発散しているか。自分の言葉には信頼の香りがするか、自分の身体から信頼が匂いたつか。じっくり考えてみよう。》
最近驚かされるのは、業務マニュアルづくりの打ち合わせやインタビューでクライアントの会社を訪問したとき、まだ数回しか顔を合わせていないのに、あるいはまだ初対面だというのに、明らかに企業秘密に属するような情報や手順を見せてくれたり、ファイルにして渡してくれたりする方が多いことだ。
佐々木が業務マニュアル製作の事業を始めようと思ったとき、最も不安だったことの一つは、果たしてこのような仕事を、外部の、見ず知らずの人間に任せてもらえるものなのか? ということだった。
明らかにニーズはある。
そのニーズに応える自信もある。
ただ、業務上の秘密やノウハウを絶対に外部に漏らさないと、信用してくれる会社がどれだけあるのか。
それが不安だった。
こうして実際に弊事務所を信頼して任せてくれるクライアントが現れて、佐々木のほうがびっくりするくらいの信用のしかたをされるようになって、おずおずとだが、思う。
もしかすると、自分は信頼を発散できはじめているのではないだろうか。
佐々木はその信頼に、絶対に応えなければならない。
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