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「自分の」領域を他人から犯されたくないという気持ち
2009年01月24日 土曜日
爆笑問題の太田光が、どこかでこんな話をしていた。
太田の家では、掃除などの家事は、基本的に奥さんがやっている。
あるとき、奥さんが忙しくて、しばらく家の掃除ができなかったので、太田が気を利かせて、奥さんがいない間に、家の中を片づけ掃除機をかけておいた。
帰ってきた奥さん、片づいた家の中を見.るとたちまち機嫌を悪くして、「何よこれ、私へのあてつけのつもり!?」という感じで、太田に当たり散らしたのだとか。
芸人のネタをあまり真に受けるのもなんなのだが、この奥さんの気持ち、佐々木にはすごくよくわかる。
佐々木も、自分の部屋を勝手に他人に掃除されるのは、基本的に好まない。
部屋が整理された状態になること自体は好きだ。
だから掃除をしてくれること自体は、とてもありがたい。
と同時に、「自分の」領域で、こちらが頼みもしないことを他人がすることに対しては、なんとなく不快な感情を持ってしまう。
我ながら、やっかいな感情だとは思うのだが。
現代人なら、多かれ少なかれ、誰にでもこういう感情はあるのではないだろうか。
「自分の」領域を、他人から犯されたくないという気持ち。
ひるがえって考えてみると、佐々木は「頭がスッキリする業務マニュアル」を書くことを仕事にしている。
いわば、「他人の頭の中を整理すること」を仕事にしているわけだ。
「他人の頭の整理」も、たぶん「他人の部屋の整理」と同じだろう。
望まれてやるぶんには、歓迎してもらえる。
望まれもしないのにやれば、不興を招く。
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