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『あさきゆめみし』を読んだ
2009年01月30日 金曜日
『源氏物語』の漫画化作品である『あさきゆめみし』(大和和紀)を読んだ。
日垣隆さん主催の古典読書会メーリングリストで、日垣さんから今月の課題として提示されたので。
漫画を買って読むのは、10年以上ぶり。
少女漫画タッチの漫画を買って読んだのは、たぶん生まれて初めて。
ざっと全体を読んだときは、とても感情移入できる作品とは思えなかった。
まず少女漫画タッチの絵からして受け付けなかったし、現代とは倫理観があまりに違っていたし、貴族の世界の人間関係など想像を絶していたし。
しかしきちんと読んで見ると、思ってた以上に作品世界に引き込まれてしまった。
光源氏の最期の場面の「色は匂へど」の歌には、ちょっと涙ぐんでしまったほど。
『源氏物語』が千年以上にわたって愛されてきた理由が、この漫画のおかげでよくわかった。
『源氏物語』が国民の宝であるなら、この国民の宝を、これほどまでに親しみやすい形にしてくれた『あさきゆめみし』も、また国民の宝だと思った。
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