取材にシャーペンは必携
2009年03月12日 木曜日
業務マニュアル製作の仕事には、クライアントの職場に出向いてのインタビューが必要だ。
インタビューのときのメモ道具には、最近はノートパソコンを使っている人が多いようだが、佐々木は手書き派。
A4クリップボードに挟んだ薄いA4方眼紙や、スケジュール帳の裏表紙に常時貼り付けてあるポストイットに、色ボールペンで、マインドマップ式で書きつけていく。
で、佐々木がこれまで行ってきたインタビューの場所は、いずれもオフィスやカフェなどだった。
ところが昨日取材に行った場所は、高級建材卸会社のショールーム。
床は天然木のフローリング、着席したテーブルも美しい白木造り。
いつものようにメモを取ろうとボールペンを手にして、佐々木はちょっと青ざめた。
永江朗さんが『インタビュー術!』という本で、「インタビューの道具」として次のように書いていたのを思い出したからだ。
《ペン 書ければなんでもいい。唯一気をつけているのは、シャープペンシルを持ち歩くこと。喫茶店やオフィスでインタビューするときはいいが、小売店を取材するときなどは店頭で立ち話ということもある。そんなときは、油性であれ水性であれ、ボールペンやサインペンだと、万が一ペンを落っことして商品を汚してしまったら大変だ。商品は買い取ればいいけれども、お互い気まずい空気になる。小売店を取材するときはシャープペンシルでメモをとる。》
ペンを持った手が滑って、テーブルやフローリングにインクの跡を付けてしまったらどうしよう。
これまでこういう場所でインタビューをしたことがなかったので、シャープペンシルを持ち歩いていなかった。
ペンを落とさないようにずっと用心しながらメモを取るのは、けっこう大変だった。
帰宅してすぐ、シャーペンを鞄に入れた。
ノートパソコンでメモを取っている人も、パソコンが壊れたときのことを考えて、シャーペンとメモ用紙を常時必携したほうがいいと思う。
2011 SASAKI Ichiro. No Right Reserved.

