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かた・ほう問題
2009年04月07日 火曜日
「鈴木教授は、学生の面倒をよく見る方なんですか?」
という文の途中にある「方」という漢字は、「ほう」とも読めるし、「かた」とも読める。
「ほう」と読むなら、“教授たちの中では比較的よく学生の面倒を見るのか?”という、相対的な評価の問いになる。発言者は、鈴木教授を対等に見ている。
「かた」と読むなら、“学生の面倒をよく見る教授なのか?”という、絶対的な評価の問いになる。発言者は、鈴木教授を目上に見ている。
同じ漢字なのに、読み方によって、ずいぶんとニュアンスに違いが出てしまう。
書く側からすると、これはかなり悩ましい問題だ。
佐々木の場合、基本的に「かた」と読ませたい場合は漢字で「方」と書き、「ほう」と読ませたい場合は平仮名で「ほう」と書くようにしている。
だが、初見の読者にこのルールを認知してもらうことは難しい。
「ほう」と「かた」で違う漢字を当てるように、ルールを変更したほうがいいのではないか? と思ったりもする。
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