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『曾根崎心中』を読んだ
2009年06月18日 木曜日
今年の古典読破計画の第六弾として、近松門左衛門の『曾根崎心中』(角川文庫、諏訪春夫訳注)を読んだ。
1703年(元禄16年)に大阪で実際にあった、醬油屋の手代徳兵衛(25歳)と遊女屋の抱え女お初(21歳)の心中事件を題材にした、世話浄瑠璃。
これって今で言うと、テレビのワイドショーでやってる、話題の事件の“再現VTR”なんじゃないだろうか。
同じ時代に生きて、元ネタの事件に対する興奮を共有していないと、ドラマの世界にまったく入り込めない。
この作品、当時の庶民文化をのぞき見るための「資料」ではあっても、「古典」ではないと思った。
たださすがに日本語のリズムはきれいだったけど。
「いやいやそうではないのだ、『曾根崎心中』はやはり日本の戯曲における古典なのだ」と、誰か佐々木の蒙を啓いてくれる専門家がいてくれるとありがたい。
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