『セブン-イレブンの仕事術』を読んだ
2009年06月21日 日曜日
『セブン-イレブンの仕事術』(岩本浩治著)を読んだ。
高校卒業後就職したソフトウェア開発会社でシステムエンジニアをしていた筆者が、28歳でセブン-イレブン・ジャパンに転職、コンビニ経営をゼロから叩き込まれ、実戦(実践ではなく)から学びとり、35歳で退職してコンサルトとして独立するまでの体験を、フィクション形式で描いた本。
セブン-イレブンの店舗を見る目が、この本を読んですっかり変わってしまった。
一利用者として、セブン-イレブンの店舗は他のコンビニチェーンの店舗と比べて頭一つ抜きんでている印象を持っていたが、その裏にどれほどの苦闘があったかがうかがい知れた。
特に印象に残った箇所は以下。
●セブン-イレブンへの入社を志望するにあたり、売りになる経歴が何一つないと考えた「私」が、履歴書の“中身”ではなく“厚さ”で勝負しようと考え、現在の会社で5年間やってきたことを十数ページにわたって手書きでつづったところ。
●「私」が店員として送り込まれた不振店で、「癖が強くて言うことを聞かない」と言われていた「店の主」のパート女性の信頼を獲得するところ。
●「私」の厳しい指導に反発したアルバイト達がボイコットに出たとき、一人で朝から夜までぶっ通しで店の全業務をこなして乗り切ったことで「妙な自信」が付き、従業員への対応が大らかになった結果、反抗的だったアルバイト達が素直になったところ。
●新人指導員のトレーニングを依頼された「私」が、《茶道や武道と同じように“OFC〔店舗経営指導員〕道”というものがあるとするならば、OFC業務にもまた、基本となる“かたち”がある》として、「仕事のかたち」を解説するところ。
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