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無無
2009年08月06日 木曜日
中学校や高校の理科の教科書に、原子の構造として、原子核の周りを電子がグルグル回っている図が載っていた。
子供のころは別に疑問にも思わなかったが、あの原子核と電子の間にある隙間って、何なのだろう。
物質がいっさい存在しない、純粋な無?
現実の世界には、「無」の空間なんて存在しない気がする。
富士山を指して、「あれが富士山だ」と言うことはできる。
しかし、どこまで富士山で、どこからが富士山でなくなるのか、その境界をはっきりと示すことはできない。
原子核とか電子も、それと同じように、境界がはっきりとは存在しない形で存在しているのではないか。
高気圧と低気圧は、互いに絶えず入れ代わっている。
高気圧の部分は絶えず低気圧になろうとしているし、低気圧の部分は絶えず高気圧になろうとしている。
気圧というのは大気という物の状態だけど、物それ自体も、まったく同じように、絶えず他の物になろうとしているのではないか。
電子は絶えず電子以外のものになろうとしているし、原子核は絶えず原子核以外のものになろうとしているのではないか。
量子力学って、要はこういうことを、数学的に表現しようとしているだけなんじゃないか、と佐々木は思っている。
専門家には笑われるかもしれないけど。
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